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第181回 2025年6月号

〜給与の決め方を考える〜

給与制度の必要性

従業員数が10人〜20人程度までであれば、一人ひとりの給与を会社と従業員とで話し合って決めることも可能でしょう。

しかし、30人、50人と人数が増えてくると、公平性、納得性を得るために給与決定のしくみを整備する必要性が高まってきます。

給与制度とはこのしくみのことを指します。

資格制度、等級制度とは

上述したように、給与制度を整備する目的は

従業員の給与を個別決定方式から「集団」決定方式に切り換えること

です。

この「集団」を「資格」や「等級」と呼ぶことがあります。

資格制度、等級制度とは、従業員の給与を低いところから高いところへ向かって複数の「集団」に序列化したもの、ということができます。

給与の決め方を考える

この「集団」、すなわち資格や等級をどのような考え方に従って序列化するのか?というのが“給与の決め方を考える”ということです。

「職能給は年功的でジョブ型に代表される職務給は実力主義だ」ということも言われますが、正しくありません。

年功的か実力主義かを決めるのは資格や等級に求められる条件の内容によります。

その内容があいまいで従業員から見て働くうえでの指針にならないものであればどのような名称の給与としても結果は同じです。

自分の会社ではどのような従業員に対して高い給与を支払うことが目指す会社の実現につながるのか、この点をはっきりと意識することが必要です。

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