
事業を継続していくためには常に商品やサービスの改善・改良や新規開発を行っていく必要があります。また、それらを支える会社の組織や諸制度も常に見直していくことが必要です。ところが、上記のような「変化を創り出す」仕事についてはごく一部の社員しか対応できていないというのが多くの会社の現実ではないでしょうか?
そこで今回は、

について考えてみます。
会社から与えられた仕事をそれまで踏襲してきた枠組み=型に従って処理する、という仕事のスタイルは基本としては重要なものです。しかし、3年経っても5年経ってもそのままの状態では「変化を創り出す」ことはできません。みなさんの会社でも、同じ仕事をさせていても改善・改良や新しい提案をどんどん出して実行していく人とそうでない人がいると思います。では前者に属する人と後者に属する人とでは何が違うのでしょうか?最大の違いは


という点であると考えられます。「自分の仕事」「自分の“作品”」であるという意識が強ければ“もっといいものにしたい”という考えが自然と働き、改善・改良や新しい提案を誰から言われなくても繰り返すようになります。一方、「会社から与えられた仕事」という意識であれば“安全な方、安全な方へ”と流れていくのは自然なことです。なぜなら、改善・改良や新しい提案には必ずこれまで実施したことのない試みが含まれていますので、“失敗を避けたい”と考えるのは当然だからです。
上述した「自分の仕事」「自分の“作品”」であるという意識とは“当事者意識”を持つということです。ではこの“当事者意識”を毎日毎日持ち続けるには何が必要なのでしょうか?答えは次の2つに集約されるのではないかと考えます。
「�,海了纏�が好き」であれば“当事者意識は”自然と生まれ、また“もっといいものにしたい”と変化をどんどん創り出していくこととなります。「�△海硫饉劼�好き」とは「この会社の理念に強く共鳴している」と置き換えてもよいと思います。会社の理念に共鳴していれば“もっと良い会社にしたい”と思います。そこから“当事者意識”が生まれ、変化を創り出すことにつながっていきます。どちらの場合もポイントは
であり、より高い給料やポストが欲しいということが主な動機では「会社から与えられた仕事」という意識にとどまっている、と言えるでしょう。
なお、“当事者意識”に加えて「スキル」が伴わなければ商品やサービスの改善・改良や新規開発などに結びつかないことはいうまでもありません。しかし、「スキル」は基本は学べば身に付けることができます。また、「変化を創り出す」ような高いスキルは他人から教えられて身に付くものではなく、“当事者意識”を持って失敗を恐れずにチャレンジを続ける過程を積み重ねる中ではじめて身に付くものです。
商品やサービスの改善・改良や新規開発といった変化を創り出すものは、「会社から与えられた仕事」ではなく「自分の仕事」「自分の“作品”」であるという“当事者意識”の強さです。そしてこの“当事者意識”を毎日毎日持ち続けさせるものは
の2つではないかと考えます。「スキル」は基本は学べるものですし、変化を創り出すような高いスキルは“当事者意識”を持って失敗を恐れずにチャレンジを続ける過程を積み重ねる中でしか身に付けることはできません。
会社には様々な制度やしくみ、ルールがあります。それぞれ合理的な目的を持っていますが、“虫の眼”になりすぎて上記の“当事者意識”を殺いでしまうようでは困りものです。“鳥の眼”で見直すことで全体のバランスを一度是非点検してみてください。