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第125回 2020年10月号

〜人事制度のあり方を決めるもの〜

人事制度とは

人事制度とは従業員の処遇を決めるためのルールのことを指します。

人を雇用する以上、処遇の高低を決める判断軸が必要です。

�/融�処遇の基準…1つ目の柱

また、その判断軸をどれくらいのレベルで遂行しているのか?測定するしくみが必要となります。

�⊃融�考課(評価)制度…2つ目の柱

そしてその測定結果を合理的に処遇に反映させるためのしくみが必要となります。

�5詬拭閉其癲棒�度…3つ目の柱

どのような人事制度もこの3つの柱から成り立っているということができます。

人事制度のあり方を決めるもの

3つの柱それぞれについてそのあり方を考えることから始めてみたいと思います。

�/融�処遇の基準について

従業員に対する目標や要求事項を明示することが必要です。
具体的な仕事、課題を与え、それを乗り越えることによって人は成長します。
定量的な数値目標だけにとどまらず、日々の仕事をしていくうえでどのような考え方や行動をとることが結果に結びつくのか、具体的に示すことが必要です。

自社における成功のシナリオ、それを明示したものが人事処遇の基準です。

�⊃融�考課(評価)制度について

従業員の実力を会社としてどのように評価しているのか?本人に還元できるしくみであることが必要です。
上述したとおり、人は仕事、課題に取り組み、それを乗り越えることによってのみ成長するものであると考えます。自分で自分を育てる“自育”です。成長したいという思いは大部分の人が持っています。この“自育”の起点となるのは自分自身の現在の実力を正しく知ることです。

自分自身の現在の実力、それを正しく知るためのしくみが人事考課(評価)制度です。

給与(賃金)制度について

従業員の成長意欲を引き出すしくみであることが必要です。
なぜそのような待遇となっているのか?堂々と説明できないようなしくみでは従業員の成長意欲を引き出すことはできません。
これは必ずしも短期決済型の成果主義を指すものではなく、自社の雇用、人材育成、登用についての原理原則によって多様であるべきであると考えます。

自社の人材についての考え方を基本とし、従業員の成長意欲を引き出すしくみ、それが給与(賃金)制度です。

このように考えてくると、1、2、3 それぞれのしくみ=人事制度のあり方は、自社の強みをより強化できるかどうか?という視点から決定することが理にかなっているということができます。

「自社の強みをより強化するために」という目的が人事制度のあり方を決定します。

自社の人事制度が最適解であるかどうかの判断基準はこの点にあると考えます。

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