
社員の仕事には次のとおり2つの種類が存在します。
��いつまでにこれをやってくださいと渡される仕事。
��自分で企画を立て、承認を得て、周囲の協力を得ながら推進、課題をさばいていく仕事。
��の渡される仕事をやらない人は通常いません。
仕事の中身もこれまで繰り返し行ってきたものである場合がほとんどですし、もしやらなければ上司から怒られたり、周囲に迷惑をかけてしまうからです。
しかし、��の課題をさばいていく仕事は放置していればそれで済んでしまう場合がほとんどです。
やらなくても現状の業務は回っているわけですし、すぐに困る人は出てきません。
しかし、会社をレベルアップさせていくことができるかどうかは、��の課題をさばいていく仕事を社員がどれだけ本気でやるかどうかにかかっている、ということができます。
自分の責任として明確に割り当てられればほとんどの社員はそれを実行しようとします。
従って、 課題をさばいていく仕事 を社員が本気でやるように導くポイントは、個々人の責任をはっきりさせることに尽きる、といってよいでしょう。
そのための有効な手段は人事考課です。
考課で問うということは実行したかどうかを問うということです。考課で明確に問われていることを最初から実行しようとさえしない社員はほとんど存在しないでしょう。
このときに注意する必要があるのは、渡される仕事を問う考課項目と課題をさばいていく仕事を問う考課項目を明確に分ける 、ということです。
渡される仕事も課題をさばいていく仕事も両方考課できるような項目設定では、課題をさばいていく仕事をやっていなくても渡される仕事をしているだけで考課できてしまい、課題をさばいていく仕事をやらなくても済んでしまう状態は結局変わらないからです。
課題をさばいていく仕事をどれだけ日常業務の一部としてしまうことができるか? この点が会社をレベルアップさせていくためのポイントです。