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第103回  2018年12月号

〜導入は始まり〜

人事制度は導入すること自体が目的ではない

新しく構築した人事制度を導入しようとする場合、社員説明会というものが通常は開かれます。このとき、社員からあまり意見や文句が出ないように説明内容を考えたい、という動機が働くことがあります。このような動機が働いているということは、人事制度を導入すること自体がすでに目的となってしまっている、ということができます。

人事制度は導入しただけで自動的に機能することはありません。社員の理解と納得を得ることが必要です。そのためには社員説明会において次の3点を必ず説明する必要があります。

人事制度を�,覆縞僂┐襪里�?…必要性 �△匹κ僂錣襪里�?…改定内容/社員一人ひとりが��自分自身はどうなるのか?…個々人への影響(激変緩和、経過措置を含む)

社員説明会を開く動機が上記3点について「社員の理解と納得を得るため」ということであれば正しい出発点に立っているということができるでしょう。

導入は始まり

社員説明会などの手続きを経て人事制度を導入することができたとしてもそれは始まりにすぎません。人事制度が有効に機能しているとは、次の3点の土台を人事制度が提供している場合と考えられるためです。

人事制度を�,覆縞僂┐襪里�?…必要性 �△匹κ僂錣襪里�?…改定内容/社員一人ひとりが��自分自身はどうなるのか?…個々人への影響(激変緩和、経過措置を含む)

そのためには労を惜しまない人事制度の運用とメンテナンスが必要です。労を惜しまない人事制度の運用の例としては人事部門における考課表チェックが挙げられます。考課表のチェックを通じて、正しい人事考課の運用が行われているか? 社員へのフィードバックが適正に行われているか?などを確認し、必要な是正措置を素早く実行していくことは導入した人事制度を有効に機能させていくためには欠くことができない取り組みといえます。また、人事制度を運用していく中で「足りない部分」や「こうすればもっとよくなる部分」に気づくこともあります。さらに事業や組織の変化に人事制度を適応させていく必要もあります。人事制度のメンテナンスはこれらの場合に欠くことはできません。

人事制度の導入は始まりにすぎません。労を惜しまない運用とメンテナンスによってはじめてその効果を上げることができるのです。

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